赤い看板が目印の、渋谷発祥の塩ラーメンのお店『俺流塩ラーメン』。国内に16店舗、香港に6店舗を展開する人気のチェーン店です。
今回は、そんな人気チェーン店『俺流塩らーめん』誕生の歴史や、店長が語る塩ラーメンへの思い入れなどについてご紹介していきます。
小林店長の経歴と俺流塩ラーメン誕生の歴史
高校卒業後はボクサーの道を志す
高校時代にボクシングに興味を持ち始め、卒業後、本格的にボクサーの道を目指し始めた小林さん。アルバイトで生活費を稼ぎながら、とにかくジムでトレーニングを重ねていたそう。
ボクサーの道を諦め、ラーメンチェーン店に就職
しかし、その後ボクシングの道を諦め、小林さんはラーメンチェーン店に就職します。当時は独立制度などもなかったそうで、とにかく「がむしゃらだった」と語ります。
次々と実績を残し、個人事業主に
ラーメンチェーン店では常務に見込まれ、次々と新店舗の立ち上げを任され、実績を残していった小林さん。7年目にして業務委託制度が開始し、個人事業主となったそうです。
独立が決まり、会社をクビに?
独立し、オリジナルのラーメン店をオープンすることになった小林さん。当時は会社とともに進んでいくための独立だと思っていたそうですが、なんとクビを言い渡されてしまいます。
委託されていた3店舗も没収され、残ったのは小林さんがオープンしたお店のみに。1店舗だけでは社員を養いきれないため、2号店をオープンしました。
2号店オープン後、月商1000万円超え?
社員を養うべくオープンした2号店が、人気爆発。なんと月商1000万円を超えるほどになったといいます。ここから小林さんの「俺流ワールド」がさらに広がっていくこととなったのです。
そして現在、小林さんが展開するラーメン店は、国内のみならず、海外にも進出。『俺流 塩らーめん』の店名で展開を行っています。
「いまも日々、研究です」
もうすでに20年ほどラーメンを作っているという小林さんですが、ラーメンはとにかく奥が深いそうで、「いまも日々、研究です」と語ります。
今まで北海道ラーメンや横浜家系、九州ラーメン、塩専門店などさまざまなジャンルのラーメンを手掛けてきた小林さん。
今や小林さんの代名詞ともなっている『塩らーめん』については、ごまかしがきかず、シンプルで、奥が深いジャンルだと語ります。
ごまかしが効かない中、研究に研究を重ねてきたという小林さん。「今が常にスタートライン」だと語る小林さんの姿勢はまさに『俺流』だという感じがします。
おすすめメニュー
さっぱりとしていながら味わい深い塩ラーメンが食べられる『俺流塩ラーメン』。豊富なメニューの中から、おすすめメニューをいくつかピックアップしてみました。
俺流塩らーめん ¥670
シンプルで美味しい王道塩ラーメン。鶏ガラとゲンコツ、ネギを弱火でじっくり煮込んだ旨味たっぷりのスープがクセになる『俺流塩らーめん』。ほのかな甘みのある優しい味わいの塩ラーメンです。
俺流 熟成塩らーめん ¥680
豆乳スープのような白いスープには豆乳は使われておらず、使われているのは鶏ガラ、ゲンコツ、ネギのみ。くさみがなくほっとするような優しい甘みが広がります。
俺流 男盛りらーめん ¥980
ガッツリ食べたい人におすすめ!唐揚げ、チャーシュー、玉子がのったボリュームも美味しさも満点のメニューです。スープの濃さを選ぶこともできます。
まとめ
今回は、渋谷を中心に展開する大人気チェーン店『俺流塩ラーメン』店長の知られざる歴史や塩ラーメンへの思い、そしてお店のおすすめメニューなどについてご紹介しました。
シンプルで美味しい、何度でも食べたくなるラーメンを提供する『俺流塩ラーメン』。男女問わず虜になること間違いなし!な塩ラーメンの味をぜひ堪能してみてください。